収納やお手入れのしやすさを重視しよう!使いやすいキッチンにするためのポイント

収納がしやすく、作業のしやすいキッチンづくり

下拵えから調理、盛り付けまで、料理をするには意外と多くの調理器具を使います。キッチンを設計する際は、調理器具や食器類、カトラリー類を十分に収納できるように設計して下さいね。食品類をストックできる場所も作っておきましょう。キッチンでの作業をスムーズに進めるため、力を入れなくても出し入れのしやすい機能性の高い収納を選ぶことも大切です。

キッチンの上部、下部に収納スペースをはじめとする機器を備えたシステムキッチン、ビルトインキッチンも増えていますので、色々見比べてみて下さい。収納スペースに加えて、コンロや食器洗い洗浄機を備えつけておくと、快適に作業がしやすくなります。コンロだけでなく、オーブンを備えれば、料理の幅がぐんと広がります。

お手入れのしやすいキッチンづくり

料理をすれば、油が跳ねたり、食材の色素が付着したり、丁寧に使っていてもどうしても汚れてしまうことはあります。キッチンまわりには、汚れを拭き取りやすい素材を採用し、こまめに掃除がしやすい環境づくりを心掛けましょう。加熱調理をするキッチンにおいては、耐熱性や耐水性も重要なポイントです。ステンレスをはじめ、熱や水に強い素材を選ぶといいですよ。最近注目を集めている北欧やプロヴァンス風のキッチンにも使われるタイルは、おしゃれな印象を与える一方で、目地の部分に汚れが付着しやすいという特性がありますので、選ぶ際はその点も考慮して下さいね。様々なポイントを押さえて、長く愛着を持って使えるキッチン作りを目指しましょう。